5月7日(土)・8日(日)と2日間に渡って開催された、日本最大級のLGBT関連イベント「東京レインボープライド2016」が大盛況の中、無事閉幕。天気にも恵まれ、過去最高の動員数を誇り多くの人がレインボー色に染まる特別な2日間となりました!
東京レインボープライド2016のメインとなった「フェスタ」そして「パレード」には合わせて約70,500人が来場、パレードには4,500人が参加し過去最高の動員数を記録しました。当事者を含め、より多くの人がLGBTに興味を持ち積極的に参加したことは、大きな意義を持つと思います。「イベントを通して、LGBTについてよく知ることができた!」といった声も聞こえてきます。まさに、LGBTの理解を深めるという点において、より良い社会への一歩となったのではないでしょうか?
さて、まずは渋谷・原宿界隅の沿道を華やかに彩ったパレードの様子からリポート! 今回は、全18梯団・15台のフロートがエントリー。先陣を切ったのは東京レインボープライドが運営する「Beyond the Rainbow号」。フロートと音楽隊に引き続き、メッセージボードを掲げた方たちをはじめ、多くの参加者が続きます。
こちらは「JUERIAS FLOAT〜wedding march for LGBT〜」。タキシード、ドレスに身を包んだそれぞれの同性カップルが並び、結婚式をテーマに“たくさんの人が愛する人との結婚を夢に持ち、希望に満ちた未来を描けるように”という思いを込めたフロートです。
パレードの花形でもあるドラァグクイーンが舞う「Amaranth“THE CARNIVAL WAGON”」のフロートでは、ポップでカラフルな色使いに鳴り響く陽気な音楽が。
一般財団法人Get in touchが運営する「Let’s MAZEKOZE」は、“誰も排除しない、排除されない「まぜこぜの社会」”を目指し、4月2日のWarmBlueDay(世界自閉症啓発デー)に合わせたブルーカラーに包まれたフロート。また、会場では理事長の東ちづるさんとGet in touchのみなさまをキャッチ!
エイズの啓発を行うフロート「AIDS IS NOT OVER〜エイズはまだ終わっていない WE’RE ALREADY LIVING TOGETHER」も登場。厚生労働省の統計では、毎年新たに約1,500人がHIV陽性を知るとのこと。HIV/AIDSについても深く理解していく必要がありますね。
レズビアン向けコミュニケーションアプリを運営するSpindle+のピンクフロート「Happy Rainbow, Spindle+!」。会場内ブースでは写真撮影コーナーもありました。プロフィールを登録するだけで、世界中の多くの人と繋がれるコミュニケーションアプリ、要チェックです!
パレードの最後を彩るフロートは、日本初にして最大のFTMクラブイベントを運営する「GRAMMY TOKYO」。ボーダーレスをコンセプトに活躍、様々なイベントを企画し展開しているプロデューサーチームです。ダンスミュージックに合わせてイケメン(イケてるメンツ)が盛り上げていました。
各フロートに続き、多くの方がパレードに参加し行進。中でも、メッセージ性の強いプラカードを掲げていた人が目立っていました! それぞれ想いの込められたひとつひとつの言葉に込められた、心の訴えに感銘を受けますね。
他、パレードの様子はこちらのスライドショーで見ることができます。
それぞれ思い思いのパレードになったことでしょう。さて、続きの記事にて会場のリポートをしていきます!
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