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2016.04.11

密かにTinderを使ってるそこのアナタ、危ないかもしれないですよ

今や出会いもアプリで探す時代。好みの人を右にスワイプするだけでマッチングする「Tinder」は、日本でもおなじみになってきましたよね。このTinder、SNSサイトFacebookと連帯し、位置情報を利用することで近くのユーザーを探すことができるのですが、それゆえにあなたが最後どこでアプリを使ったか、赤の他人に分かってしまうことも……。

 

出会い系アプリは密かに使い、気に入った人と実際に会い、良い方向に発展した時だけ経緯を周囲の人に話す、あるいはパートナーに隠れてオイタ(死語?)するという人も多いのではないでしょうか。また、最近では出会い系アプリを営業目的で使うというツワモノも。自ら情報を開示しなければ身元もどうせ分からないだろう、とそうやってなんとなく使っている人、安全対策は万全でしょうか? 脅すわけではないですが、ある新サイトでは、誰が出会い系サイトを使っているか簡単に検索できるらしいのです—しかも、いつどこで最後にオンラインだったかまで教えてくれます。

 

そのサイトとは、「Swipe Buster(スワイプバスター)」(文字通りな感じのネーミングがいいですね)というもので、米ドル$4.99の課金制度ではあるものの、あなたの気になる人がTinderを使っているかを調べられます。例えば、あなたのパートナーが他の誰かと楽しくチャットしてるかどうか、なんてことも。
Swipe BusterはTinderのデータベースを基に、名前・年齢・場所によって該当する人を絞り込みます。前もって、探したい人の詳細を知っておく必要はありますが、仮にランダムに入れたとしても、そのワードに引っかかる対象者はヒットします。最終的に、対象者がいつどこにいたかをマップ上に記すシステムなので、いつどこで浮気していたか、さらに自宅が判明してしまう可能性も。

 

実際にユーザーが増えたら、厄介なことになりかねないというのが正直なところ。スワイプバスターの創設者(匿名希望)は、「本人が気付いていないところで、利用可能な個人情報は溢れかえっているんですよね。自身の情報を、自ら必要以上にさらけ出してる。でも(それらの場を提供している)企業は、本人たちがそこまで情報をさらけ出していることを教えてくれないんです」と警告じみたことを述べています。

 

創始者の意図としては、“Tinderは思っている以上にプライバシーが守られていない”と気付かせるため、そして今ま関係性の破綻や不誠実な出会いといった、アプリによって不快感を感じている(つまりは不幸を味わっている)人を助けたいという思いがあるそう。スワイプバスターのCEOいわく、学生だった時にクラスメートが浮気やら不貞な行為の話をよくしているのをよく耳にし、気分を害していたとのこと。「最も気にすべき大切な人に何が起きているのか知らない人が多すぎて、それがすごく嫌だった」

 

先日、アメリカの不倫サイト「Ashley Madison(アシュリー・マディソン)」ではハッカーによりデータが流出、登録女性の約90%以上がサクラ=偽物だったという報告がされ、またハッキングどうこうより、不倫を助長するようなサイトは如何なものかという論議がされていました。ただ、Tinderに関してはシングル同士(申告制ですが)のカジュアルな出会いをメインとしているため、アシュリー・マディソンと同じようなクレームは起きないでしょう。でも、これも信頼の問題というか、本当にカジュアルかどうかはもはや分からないですよね。“オンリーワンナイト”(これも死語でしょうか?)目的や、物販営業の人だっているのですから。そうでなければ、スワイプバスターの需要もそもそもないはず。
ちなみに、ある調査によるとTinderのユーザーのうち30%が既婚者とも言われています。

 

パートナーが怪しい行為を続けていたら、確固たる証拠となるものを見つけたくなるのが人間のサガ。とはいえ、人のプライバシーに入り込んで良い結果になる保証もなく、信頼関係が崩れるだけなんて悲しいですよね。さらには、Tinderを通して出会った人にストーカー行為をされたらどうしますか? 出会い系アプリで真剣な出会いを求める人もいます。ただ、不貞行為を働く人もいます。
スワイプバスターの存在自体に賛否両論あると思いますが、そもそも出会い系アプリを使うことには、ある程度の覚悟が必要だということです。軽い気持ちで遊ぶのは、危険です。喜ぶのはもはや弁護士だけかもしれませんね。

 

 

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