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LIFESTYLE

2016.03.31

理想の体のために! LGBT向けのジムがカリフォルニアにあるらしい

春の知らせとともに、新しい自分へ! と体づくりに奮闘している人も多いのでは? 特に、筋肉を効率よくつけるならジム通いが一番ですよね。でも、セクシャルマイノリティにとって、ジムって通いたくても行きづらい場所だったりするんです。

 
 
体づくりという点で、LGBTの中でも特にトランスジェンダーにフォーカスしてみましょう! 

 
トランスジェンダーにとって悩みのひとつである、心と体の一致。心は女なのに体は男、あるいは心は男なのに体が女という人に当てはまります。そしていつか芽生える、本当の自分になりたいという気持ち。

 
体の改革の一歩として、ホルモン注射を打ったり性転換手術を受けたりと、人によって様々ですが、描いてきた本当の体を手に入れる人もいます。そして中には、より理想の体に近づけるため、手術前からのジム通いを医者に勧められた人も。

 
でも、なんだか普通のジムは周りの目が気になって行きづらいと思うのが本音。心は男なのに、性別上女とされているから女子ロッカーに入らなくてはいけないのが苦痛、ホルモンを打ってるけどワークアウトで支障が出ないか心配など。

 
 
そんなトランスジェンダーの悩みを解決するためにできたのが、カリフォルニアにある「The Perfect Sidekick」ジム。

 

gymsource/Identities.Mic

 
ジムの創設者はナタリー・ウエルタ氏、彼もまたトランスジェンダーのひとり。
 
 
「自分のセクシャリティのあり方が進展していくとともに、ジムで過ごす時間が最悪になっていたんだ。体の表現方法が変わっていたというか、より男らしく見せたくなってね。」徐々に体つきが変わっていき、ある時から「ここ女性用のロッカーなんですけど!」と女性から批判を受けるようになり、今のジムを創設するに至ったそう。またウエルタいわく、ウエイトマシンは男性によって“支配”されていて、自分が歓迎されていないと感じたことも。「The Perfect Sidekick」では、ロッカールームを性別ごとに分けておらず、みんなでひとつのチェンジングルームをシェアすることになっています。

 
 
また、あらゆる客に対して包括的な環境を提供するために、定期的にスタッフ訓練を行っているそう。また、トレーナーが、ホルモン治療の過程やそれぞれの環境に合わせて、オリジナルのトレーニングプランを立ててくれます。「ここのメンバーは、いろいろな段階の人が集まっている。手術を考えている人から、ホルモン療法を受け初めたばかりの人、過去に手術を受けて今またホルモン治療を受けていたり、胸をとったばかりとかね。」

 
テストステロンとエストロゲンのどちらを摂っているかによっても、トレーニングのアプローチ方法が変わるとのこと。エストロゲンを撮ると体脂肪が増えるため、強度の有酸素運動をメインにする必要があり、逆にテストステロンは筋肉増大に有効。自分で変にワークアウトするより、トレーナーに頼ったほうがより効率よく体を作れますよね。

 
 
さらに驚くべき点は、LGBTコミュニティー力。例えば、メンバーが手術を受けたいのに保険でまかなえきれない、という時にはドラァグショーを開いて資金を募ったりすることもあるそう。また、手術を受けた時には、多くのジムメンバーが励ましに来てくれたというほっこりするエピソードも。

 
 
そして、もちろんストレートの人もウェルカムとのこと!

 
 
理想の体に近づけば近づくほど、自分に自信が持てますよね。日本のジムでも、多くの人が有意義な時間を送れる環境が整うことを願います。

 
 
 

Top Photo/pinterest

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