TOP

LIFESTYLE

2016.03.20

LGBTIにフレンドリーなヨーロッパの10の都市<後編>

WEBサイト「TRAVELS OF ADAM」の運営者アダム氏がオススメする、LGBTIに友好的な10都市のご紹介<後編>! 各都市の一押しショップや充実ナイトライフに最適な場所もピックアップ。各国のゲイパレードに参加する時や、旅行に行く際の参考にしてみて!

 

 

06. Amsterdam, Netherlands(アムステルダム/オランダ)

largesource/Gray Line

 
SEX、ドラッグ、パーティーと悪名高いアムステルダム。LGBTIに最適な場所と言っても疑わないですよね笑。毎年開かれるゲイ・カナル・プライドは、よくパレードで見られるフロートの代わりにボートを使用し、プリンセングラヒト通りなどの運河に沿って水上で行われます! また、2016年はアムステルプライドと同時に、ヨーロッパ全体規模のユーロプライドフェスティバルを開催、パーティーや人権討議などを行う模様。

 
Milkshake」は夏の間に行われるクィアミュージックフェスティバルで、9つのステージで様々な曲を楽しめます。ドレスコードも特にないので誰でもウェルカム! ゲイナイトライフを楽しむなら、アムステルダムの中心、レグリールスドワルス通りで。レッドライト地区にもセックスショップやゲイバーが点在しています。中でも訪れてみてほしいのが「Café t’Mandje」。1927年から続くアムステルダム最古のゲイバーで、キッチュなインテリアがとてもお洒落。人気のあまり、外の通りに人が溢れるほど。「Club Church」は各性別をテーマにしたパーティを開催、毎週木曜夜はドラァグショーも見ることができます。

 
もうひとつ、アムステルダムを訪れたら「Homomonment」も見逃さないように。同性愛を理由に迫害された、ゲイやレズビアンの追悼のために作られた“生きる記念日”です。その近くにあるピンク・ポインとでは、ツアーなどの情報を扱っていたり、お土産も売られています!

 
 
 

07. Stockholm, Sweden(ストックホルム/スウェーデン)

stockholmsource/Southern Fried Science

 
高いデザイン性や文化、美しい自然に買い物の場としても最適なだけでなく、世界中のLGBT旅行者に不動の人気を誇るのが、ストックホルム。毎年恒例のプライドパレードも通常のパレードに加えて、プライドハウスという場所で会議やセミナーが行われたり、大規模な野外のプライドパーク、コンサート、ダンスパーティー、ショーなど多くのイベントが開かれます。

 
Berns Hotel」は“非公式”ゲイホテルで、レストランが2つ、地下にはクラブがあり、過去にダイアナ・ロスやシュプリームスがショーを開いたというコンサート会場も。ホテルから繰り出せば、ダウンタウン地区の素敵なゲイナイトライフがお待ちかね。「Le Bon Palais」の金曜イベント「Candy」では、多数あるフロアでエレクトロニックやポップなどの音楽がひしめき合いながら、かなりの盛り上がりを見せています! アンダーグラウンドにはなりますが、テクノの良い音を楽しむなら「King Kong」というゲイクラブもオススメ。

 
フードならぜひ「Mälarpaviljongen」へ。夏の間は水上に広がったドックで食事をとることも可能。オーナーがLGBTに協力的かつアットホームな雰囲気なので、1人で訪れても大丈夫!

 
 
 

08. London, England(ロンドン/イギリス)

844688-londonsource/feelgrafix

 
イギリスの首都、ロンドンはヨーロッパの中でも多文化主義の都市のひとつとして知られていますよね。LGBTにも圧倒的に寛容です。以前はソーホーがゲイ地区として知られていましたが、ナイトライフのほとんどが東に移動。アートの展示やミュージックパフォーマンスもあるゲイバー&カフェの「Dalston Superstore」もそのひとつで、ハンバーガーやスロッピージョー(ビーフのサンドイッチ)が有名!

 
クィアやゲイの“スーパーパブ”、「The Glory」もぜひ訪れてほしい場所のひとつ。(スクリーンに映す)映画やパフォーマンスアート、キャバレー、ディスコなど豊富なコンテンツを楽しめちゃうんです。他にもロンドンでは、毎月「Naked Boys Reading」という、男性が裸でお気に入りの詩や本の一部を読む、なんてイベントが開催されていたり。

 
ゲイパブやクラブは東に移動してしまったものの、ソーホーやセントラルにはセックスショップやLGBTの本屋がまだ多く残っているので、訪れる価値は大アリです。「Photographer’s Gallery」では、LGBTをテーマにした写真展が定期的に開かれているのでチェックしてみて。また、ソーホーやコヴェントガーデン付近には数え切れないほどの劇場があり、『ミス・サイゴン』から『キンキーブーツ』まで、数々のミュージカルや演劇を楽しむことができるのも魅力。

 
 
 

09. Paris, France(パリ/フランス)

img-poi530-G6bo2q-i4ssource/Tripomatic

 
愛の街、パリもLGBTに友好的で、特にカップルにオススメしたい都市。フランスではLGBT権利争いが未だ激しい状況ですが、パリは戦火を逃れていると言ってもいいのでは? マレ地区にあるthe Hotel de Villeの地下鉄近くがゲイ地区とされていて、週末遅くにいつも賑わいを見せている「Spyce」を代表に、パリのゲイナイトライフが根付いています。ここでは、ハッピーアワーのあるトレンディなゲイバーが夜遊びのスタート地点。マレの通り(特にリュ サント クロワ ド ブルトヌリー)では、日中はギャラリーや小さなお店が並び、暗くなるにつれナイトライフの場へと様変わり、ゲイのパリっ子たちが歩道にこぼれかえります!

 
セーヌ河でのロマンティックな散歩はもちろんのこと、レフトバンク(各国の料理を楽しめるレストラン、カフェ、本屋が並ぶ)辺りをぶらぶらしたり、エッフェル塔にキスしたり……そんなLGBTツアーで訪れたいのが、ペール・ラシェーズ墓地、そう、オスカー・ワイルドのお墓のある場所です。歴史にナイトライフに、パリではどこまでもロマンティックに過ごしたいものです。

 
 
 

10. Dublin, Ireland(ダブリン/アイルランド)

dublin-irelandsource/AZAMARA

 
世界初、国民投票で同性婚が認められた国として2015年にビッグウェーブを巻き起こしたアイルランド。ゲイのアイコン、オスカー・ワイルドの出身地でもある首都ダブリンは、国以上にLGBT寄り(メリオン公園には彼のカラフルな記念像があり、その向かいには昔住んでいたという家が。)!  LGBT文学の伝統を引き継ぎ、ダブリンでは国際ゲイ演劇祭が開かれ、エッジを効かせながらも心温まるパフォーマンスを楽しめます。

 
お待ちかねナイトライフ事情をお届け。「The George」はLGBTミックス型のパブで、ほぼ毎夜賑わいを見せています。ステージではドラゥグショーもあるため、地元の人を含め若い観光客グループも多いそう。裏の喫煙所も良い出会いの場となっていますが、やっぱりダンスフロアが一番のようですね!
ダブリンプライドは6月に開催、アイルランドで最も有名なドラァグクイーン、パンティ・ブリスがヘッドライナーを務めます。彼女はテンプルバー地区のちょうど外れたところに、「PantiBar」というバーを経営しているので、ぜひ訪れてみては?

 
 
日本の、いわゆる“新宿二丁目”のように、各都市LGBTが集まる地区や場所があるのですね! せっかくヨーロッパに行くなら、ガイドブックに載っているところ以外にも楽しみどこを知っておきたいところ。ちょっとした旅行のスパイスとして、紹介した都市の面白そうなところを計画に加えてみて。

 
 
TRAVELS OF ADAM」ではアダム氏が実際に訪れてレポートしているトラベルガイドがたくさん載っているので、こちらも旅行の参考に要チェック!

 
 
 

Top Photo/Pinterest

KEY WORD

この記事が気に入ったら
"いいね!"しよう。

SECRET BOXでは最新のLGBT情報をお届けします。

RELATED ARTICLE

2016.12.28

前編に引き続き2016年の振り返りとして、今年LGBTであることを公にカミングアウトした著名人をご紹介。SNS上で公表する人もいれば、スピーチでさらっとセクシャリティを明かす人もいたりと、カミングアウトの方法は人それぞれ…

2016.12.27

早いもので2016年も終わりに近付いています。オーランド銃乱射事件をはじめ、LGBTコミュニティにとってもとても色濃い1年だったのではないでしょうか。様々な問題が未だ平行線を辿る中、LGBTの可視化も決して好転したとは言…

2016.12.24

海外のアダルト動画サイト「Pornhub」が、クリスマス関連の検索ワードランキングとその上昇値を発表。多くの人が、シーズンに合わせてアダルトサイトを有効活用していることが判明しました! その気になる人気検索ワードとは? …

2016.12.18

日本では恋人たちのクリスマスも、欧米では家族で過ごすことがほとんどです。こどもたちにとって素敵な祝日、冬となるように親たちは大奮闘するんですよね。レズビアンママたちも例外ではありません! Instagramにも可愛すぎる…

2016.12.17

フィットネスサイト「Fitrated.com」のリサーチャーが2,000人以上のアメリカ人を対象に、パートナーのカラダのどのパーツに最も魅力を感じるかについての調査を行いました。今回は、ゲイ男性・レズビアン女性の回答に絞…

2016.12.12

家族や恋人、友人などクリスマスは大切な人と過ごしたいですよね。そんなクリスマスをテーマにしたテレビCMが、心浮き立つ音楽とともに世界各国で流れています。特にヨーロッパでは、LGBTにそっとフィーチャーしたCMが話題なんで…

2016.12.08

LGBTであることをカミングアウトして職を失った、あるいは職を失うことが怖くてカミングアウトできない。だからといって自分を偽って生きていくのは息苦しい……そんな葛藤を抱える人は少なくないはず。それは今活躍しているゲイ俳優…

2016.12.04

12月に入り、街の雰囲気もより一層クリスマス色に染まってきましたね。25日の本番に向けて、プレゼントを用意したりパーティの準備を進めたりと大忙しの人も多いと思いますが、まだまだ周りの雰囲気に置いていかれている……というゲ…

2016.11.30

「セックス・アンド・ザ・シティ」のキャリーにゲイの親友スタンフォードがいるように、キラキラ輝いた女性のそばには、的確なアドバイスを与えてくれるゲイ男性の親友がいるイメージですよね。ステレオタイプ色が強い通説ではあるものの…

2016.11.25

ストレートの男性に比べて、ゲイ男性には負けず嫌いの人が多いと感じませんか? 「競争心」は努力や成長の糧となるため、決して悪いことばかりではありません。ただ、あまりにも頑張りすぎると途中で息切れしてしまいます。きっとそんな…