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LIFESTYLE

2016.03.08

【眠ってたのに…?】セクソムニア=睡眠中の無意識な性行為の実態

寝ながら無意識に歩きまわったり、食事をとったりといった夢遊病は、睡眠障害のひとつとしてよく知られていると思います。でも、もし無意識に行っているのがSEXだったら!? しかも、覚えがないのに他人に訴えられることも…未だ認知度の低い病気、「セクソムニア」について考察してみたいと思います。

 

2c2f32cace66675dd163f74691a55b0bsource/Pinterest

 
 

What is Sexsomnia?

セクソムニアについては一般的に下記のような定義がなされていますが、原因や治療法については解明されていない点が多く、まだ研究段階とのこと。

 
SEXSOMNIA(SLEEP SEX)
 
セクソムニア(別名スリープセックス)は、睡眠中に性的行動に疾る睡眠時随伴症。ノンレム睡眠の段階で見られ、以下のような行動が特徴として挙げられる。

 
・自慰行為
・性交
・愛情表現
・性的な発声
・性的暴力
 
多くの場合、覚醒時に記憶がなく、また行為の最中に覚醒したとしても、状況を把握できないことが多い。
 
 
 

What is the likelihood of that happening?

カナダのThe University Health Networkが2010年に行った、睡眠障害患者832名(男性428人/女性404人)を対象した研究によると、被験者の63人、つまり約7.6%が睡眠中にパートナーに性行為を行い、男性が11%、女性が3%と男性が女性の3倍を占める結果に。

 
この研究は、睡眠障害患者を対象にしているため、必ずしも数値が一般に当てはまる訳ではないとされているが、症状を認識できたとしても、恥ずかしさなどを理由に、自ら周囲や医者に相談する人が少なくないため、実際どのくらいの割合がセクソムニアの症状に悩んでいる、可能性があるのかは、まだ明らかとなっていません。

 
 
 

Sometimes involve someone in trouble…

ここで問題なのは、他人を巻き込む可能性があるということ。

 
 
性的行動の対象がパートナーであれば、話し合いの末治療に…というポジティブな方向も考えられますが、夢遊病を併発することもあるため、眠ったまま外に出歩いてしまい、見知らぬ人に性的行為を及ぶことになってしまったら。また、遊びに来ている知人が対象になってしまったら。実際に、そういった報告もされています。

 
 
 

Is there any treatment?

セクソムニアの原因ははっきりしていませんが、ドラッグや過度な飲酒、カフェインの摂取を控えること、ストレスを溜め込まないことが一番だそう。睡眠障害を軸してみれば、日頃の生活習慣を見直すことも大事です。

 
スリープセレモニーが快眠に繋がると以前の記事(「何着て寝てる?パジャマが快眠に導いてくれる理由」)でも記述しましたが、起きて行動している時間と「寝る時間」を脳の中で区別させることで、副交感神経への導入がスムーズになります。

 
また、パートナーと一緒ではなく、まずは独立して寝てみたり、大袈裟に聞こえるかもしれないですが、寝室のドアに鍵をかけるなども治療のひとつ。心あたりのある人は、勝手な判断をせず、まずは専門医に相談することから始めましょう。

 
 
実態が明らかになっていないため、多くの情報を提供することができませんが、このような病気があるということ、またそれに悩んでいる人がいることを知りましょう。眠っていると思ったのに、いきなりSEXをしだしたら誰でも驚きます。ですが、自己のことはもちろん、パートナーや知り合いが思い悩んでいたら、拒絶したり攻め立てたりするのではなく、医者に相談することを勧め、少しずつの改善を試みましょう!

 
 
 

Top Photo/Pinterest

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