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LOVE ISSUE

2016.11.10

ダンサーや歌手はSEXが上手い!?あるテクニックがトランス状態=快楽に導いてくれるらしい

SEXで快感に溺れていると体に力が入らなくなり意識が飛びそうになる、まさに自己のコントロールができないトランス状態に陥りますよね。この“ノーコントロールなトランス状態”、実はある作用によりもたらされているそうなのです!

 

 

 

リズミカルな動きでトランス状態へ

1611101source/YouTube

 

先月発表された「Socioaffective Neuroscience & Psychology」における論文にて、ノースウェスタン大学の神経科学者アダム・サフロン(Adam Safron)氏が以下のようなことを提案しています。

 

 

 

“性行為におけるリズミカルな行動がトランス状態を呼び起こすことで、全感覚に対する注意力が研ぎ澄まされる。同時に、自己意識の損失を伴う”

 

 

 

なんだか難しいですよね。どういうことかと言いますと……

 

 

まるでブランコに乗っている誰かの背中を押すような感覚で、リズミカルに行われる性的刺激、例えば挿入した側が動かす腰の動きなどが一定のリズムに乗っている場合、脳内の神経細胞を同じ周波数で振動させることになります(いわゆる神経の同調作用)。

 

 

この刺激が一定の十分な強さで持続された場合、その動きと同調作用が脳全体に広がっていきます。この同期化により、あるひとつの物事に集中してしまうような状況が作られます。その間は自己認識がなくなる、つまり自分自身を失ってしまうとのことです。人々はこの性的トランス状態に陥っている間に、感覚をより吸収するレベルにアクセスすることができ、そこでオーガズムの頂きへと至るための鍵となる感覚を得ることができるそうです。

 

 

つまりリズムミカルなセックス行為によりトランス状態となり、オーガズムという快楽に集中するようになる一方で自己意識が曖昧となる、ということですね。反復動作により頭がぼーっと心地良くなり心ここにあらず、といった状況を思い浮かべてみてください。

 

 

実はオーガズムのメカニズムにも、上記のことが当てはまったりします。オーガズムは、感覚がセンシティブになっている体のパーツに、リズミカルな刺激が加わることで発生することがほとんどなんです。またある研究では、オーガズムのクライマックスを迎える際に、高次認知に関係する脳の領域の執行機能が働かなくなることで、一時的にコントロール不能になることを示唆しています。これはなんとなく体験したことがある、という人が多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

リズムを意識的に応用させれば良い

1611102source/THE HUFFINGTON POST

 

これを神経科学の視点から見た場合、サフラン氏曰く「セックス=意識が置き換えられた状態」であり、ひょっとしたら「瞑想の修行体系」のようなものらしいのです(セックスが体的なものではなく、マインド的なものということでしょう)。

 

 

サフラン氏は、インタビューにこう答えています。

 

「性的体験に対するこのような考え方は、セックスを欲望や喜び、興奮といった概念だけで見るものと非常に異なることであり、共通することでもあるんです。

 

変性意識状態の一種としてセクシャリティを捉えることは、セックスを常軌逸脱とする考えの助けになるのではと思っています。また、魅力を感じない相手とはセックスをしない、といったことへの防止策にも発展できるのではないでしょうか」

 

 

これらのことから、セックスは「音楽」や「ダンス」と比較することができると言います。というのも、それらに携わる人はリズムの中でトランス状態になり、潜在的に変性意識状態にアクセスできる能力が備わっているそうなのです。事実いくつかの初期文化において、人類は“トランス状態になるために”リズミカルなドラム音を奏でたり、歌やダンスに興じたという証拠も発見されています。

 

 

 

「調整しながら、正確かつ様々なリズムを保つことができる、この能力があれば良いダンサーになれるだけでなく、いい恋人にもなれちゃうということです。セックスでリズムを取ることは、個人的なレベルを超えてお互いが楽しむことができますからね」と語るサフロン氏。リズムを刻む本人がトランス状態になりやすいことはもちろん、相手をもトランス状態に導いてくれるのです。

 

 

 

 

日々音楽に携わる人やダンサー以外のみなさんも、今後のセックスではもっとリズムに気を配ってみてください。セックスライフががらりと変わるかもしれませんよ!

 

 

 

Top Photo/COSMOPOLITAN UK

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