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2016.09.08

シリウス・ブラックはゲイじゃないの?J・K・ローリングのある情報にLGBTハリポタファン大混乱

世界中で人気を博している『ハリー・ポッター』シリーズ。かねてから、その中に出てくるひとり、シリウス・ブラックがゲイなのではないかと囁かれていたのですが、著者であるJ・K・ローリングが自身のTwitterのプロフィールに意味深な言葉を載せたことから、LGBTのハリポタファンが大混乱!

 

 

 

シリウス・ブラックはゲイじゃないの!?

169082source/tumblr

 

『ハリー・ポッター』シリーズ第1作目となる書籍『賢者の石』が、日本で発売されたのは1999年12月のこと。こどもだけでなく、大人までもがそのファンタジーの虜に。それから約17年近くたった今も、その人気が止まることを知らず、世界中で愛され続けています。

 

 

そんな『ハリー・ポッター』シリーズに登場する主人公ハリーの後見人、シリウス・ブラックはゲイであり、旧友リーマス・ルーピンと恋仲にあったのではないか、と一部の間で長いこと噂になっています。

 

 

著者J・K・ローリング氏がLGBT支援者だということ、またストーリー内ホグワーツ魔法魔術学校の校長、アルバス・ダンブルドアの設定がゲイであることをローリング氏が認めているという情報も加わり、「シリウス・ブラックのゲイ説」はより盛り上がりを見せていました。

 

 

 

 

ところが、ローリング氏がその説を否定するかのような、意味深な言葉を自身のTwitterアカウントのプロフィール部分に掲載したことから、この騒動が巻き起こったのです。

 

1609081source/PRIDE

 

あたかも『ハリー・ポッター』に関連する、7つの質問への回答のような内容になっています(現在は変更されています)。問題となったのは、5〜7番の

 

 

5)No, he isn’t(いいえ、彼は違います)
6)No, he really isn’t(いいえ、彼は本当に違います)
7)Yes, I’m sure(はい、確かです)

 

 

しかし、この回答の対となる質問が何なのかは分からないまま、一部のファンが「これはシリウス・ブラックはゲイですか?に対する答えだ!」と思い込み、さらに#JKRowlingIsOverPartyというハッシュタグとともに、ローリング氏はホモフォビア(同性愛嫌悪)だったのかと批判するネットユーザーが大暴走。

 

 

 

SNS上のこういった動向とそのスピードには驚くばかりです。耐えかねたローリング氏が、何人かのツイートに返事をし、これらの回答がシリウス・ブラックについてではないことを釈明、過去5日間ローリング氏のお知らせ欄を占領してきた人の質問に対する回答だそうです(それもまたすごい……)。

 

 

 

 

さすが『ハリー・ポッター』の生みの親!

 

もちろん大暴走するユーザーを冷静に客観視しているファンもいます。

 

 

「みんな馬鹿じゃないの。ローリング氏はダンブルドアをゲイとしているのよ。彼女が同性愛嫌悪なわけないじゃない」

 

 

 

 

「みんな大事な事実を忘れてると思う。彼女なしにハリー・ポッターは存在しないのよ」

 

 

 

 

的を得ていますね。そして最後に気持ち良くまとめてくれている、ウィットに富んだローリング氏がとても素敵です。

 

 

 

「Twitterって時々変な場所。でも、ちょっとした反対意見をもらうたびに多くの愛やサポートを感じるの。(ポルトガルト語で)ありがとうございます!」

 

 

 

そして現在のプロフィール欄には、

 

 

Never, ever be flippant in your Twitter bio. No good can come of it.

 

「絶対に、Twitterのプロフィール上で軽薄なことをしてはいけません。何も良いことなんて起きないんだから」

 

 

と書かれています。ユーモアたっぷり!

 

 

 

 

結果シリウス・ブラックのゲイ説は否定されず、LGBTハリポタファンも一安心できたことでしょう。『ハリー・ポッター』シリーズが大好きなのも理解できますが、こうやって早とちりで怒りをぶつけたり、ハッシュタグでトレンド化するのはどうなのでしょうか! これがSNSの醍醐味なのかもしれませんが……それにしても、ファンタジー小説の著者とこのように直接やり取りできるというのも、なんだか不思議な気がします。

 

 

 

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