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LOVE ISSUE

2016.09.06

固定概念は捨てよう!バイセクシャルの男性も彼氏候補にしてみては?

バイセクシャルの男性と関係を持っている・持っていたストレートの女性を対象に行った最新の研究によると、そのステレオタイプとは裏腹に、バイセクシャルの男性は恋人・父親としてとても良き存在になることが判明しました。その真意とは……?

 

 

 

バイセクシャルは固定概念の塊

1609061source/tumblr

 

バイセクシャル=両性愛者、つまり男性と女性の両性に性的魅力を感じる人々を指すのですが、“両性が好き”ということから様々なステレオタイプが生じているのも、バイセクシャルの特徴と言っても過言ではありません。

 

 

例えばバイセクシャルは恋愛にだらしない、本当はゲイ・レズビアンなのに気付いていないだけ、3Pが大好き……など、誰とでも付き合うあるいはどっち付かずといった印象が抱かれがち。ストレート、そしてゲイ・レスビアンのコミュニティからも爪弾きにされてしまうことから、当事者もこの固定概念に悩まされていたり、悪いイメージが付きたくないがためにカミングアウトできないといった実情があります。

 

 

 

 

バイセクシャルの男性ほど思いやりがある?

1609062source/flickr

 

オーストラリアのディーキン大学は、こういったバイセクシャルに対する固定概念に挑戦したいという考えから、バイセクシャルの男性とストレートの女性を対象とした大規模な調査を行いました。

 

 

調査はインタビュー形式で行われ、対象者は年齢や出身、職業、セクシャリティなどが異なる様々なバックグランドを持つ女性たち。彼らに唯一共通していることは、バイセクシャルの男性と関係を持っている・過去に少なくとも1回は持っていたということです。

 

 

 

そしてなんと! インタビューに答えたほとんどの女性が、バイセクシャル男性の感情の深さや性に対する誠実さ、男女平等の物の見方などを賞賛したのです。また、二度とストレートの男性と付き合いたくないと答えている女性たちもいます。

 

 

 

この結果に関し、研究に携わっているマリア・パロッタ=キラローリ博士はバイセクシャルの人々はより現実主義的で、ストレートやゲイ・レズビアンといったセクシャリティに関わらず皆が「普通」だと思っている恋愛の関係性を客観視できるからではないかとしています。つまり、バイセクシャルの男性は、両方の性のバランスが上手く取れるがゆえに女性の気持ちをより理解することができるでのはないか、ということです。酷い言い方かもしれませんが“男性に支配される女性の性的経験”にも共感できるということになりますね。特に「マスキュリニティ」を笠に着る男性が苦手な人は、こういったバイセクシャルの男性と過ごすと心地良く感じるのかもしれません。

 

 

博士は「この研究を通して、バイセクシャルの男性は秘密が多く信用できない、性病を持っている、虐待するといったステレオタイプを食い止めることができるのでは、と希望を寄せています」と述べ、続けて「また、こういった議論の場を敬遠しないでほしいんです。バイセクシャル男性を選んだ女性の行動を奨励したいですし、事実バイセクシャルの男性はより良い恋人、父親になり得るんです」とバイセクシャル男性の美点を示唆しました。

 

 

さらに「彼らとヘルシーかつ幸せな関係を築けている女性たちに共通していることは、オープンなコミュニケーションです。常に話し合い、関係性を交渉・設計し、ルールをつくり、きちんと関係の境界を維持しているのです」と見解を述べています。

 

 

 

 

関係をどう築くかはあなた次第

1609063source/okdiario

 

あくまで研究は研究。このサンプルがすべてのバイセクシャル男性にあてはまるということではないですし、ストレート男性のほうが良いという人もいるでしょう。

 

 

ただし博士が述べているように、付き合うということはお互いの信頼関係の上で成り立っています。お互いにコミュニケーションをとり、理解し合うことが大事です。バイセクシャルに対し誰とでも浮気するのではないか、同性ともSEXしていると思うと耐えられないといった気持ちを抱いているようでは良好な関係は築けないでしょう。性的指向に限らず恋愛にだらしない人はだらしないですし、きちんとしている人はきちんとしているんです

 

 

 

だからこそ、頭ごなしにバイセクシャルだから……と否定から入るのはステレオタイプに囚われている証拠です。幅広い視野を持って、様々なタイプの人と付き合ってみるのも悪くないのではないでしょうか?

 

 

 

 

Top Photo/Bisexual.org

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