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LIFESTYLE

2016.08.25

同性カップルも家事分担は男女のジェンダーロールにのっとって決めている?

仕事をしている云々に関わらず家事は夫婦で分担すべきだ、という考えが徐々に広まってきましたが、最新の研究によると未だ多くのカップルがジェンダーロールにのっとって役割分担を決めているそうです。それは、同性カップルにとっても例外ではない様子。

 

 

 

フェミニンなゲイが料理を作るべき…?

1608251source/Indian Fashion For Men

 

 

未だ根強く残っている「ジェンダーロール」というステレオタイプ

 

 

時代とともに性差別をやめようといった活動が盛んになってきたため、「男だから」「女だから」これをしなくてはいけない、または、してはいけないという圧力は以前に比べて少なくなってきました。女性の社会進出も後押しされていますよね。とはいえ、無意識かもしれませんが、どちらが洗濯をするのか、料理を作るのか、壊れたものを修理するのかなど、あらゆるシーンで性別により役割が決められている。これはまったく無いことだとは言い切れません。

 

 

そして最新の調査によると、男性・女性どうしである同性カップルも、ジェンダーに対するステレオタイプが色濃く存在するようで、どちらがより“マスキュリン”か、あるいはより”フェミニン”かで日々のタスクを決めているというのです。どうやらフェミニンとする人のほうが、(こどもがいる場合)こどもの面倒を見たり掃除などの担当を請け負うことが多く、マスキュリンとする人がDIYや車のメンテナンスといった、より男性的なイメージのあるタスクを請け負っているという結果に。

 

 

 

この調査は1000人以上の異性・同性カップルを対象にしたもので、それぞれの職業や収入、趣味や日々の習慣などを総合的に判断し、典型的なマスキュリン・フェミニンどちらの特徴に当てはまるかを特定しています。

 

 

その調査報告によると、同性カップルの間でも

 

【よりフェミニンな人】
66% 食事の買い物に行くべき
62% こどもの行事に参加すべき
61% 料理を作るべき
60% こどもの相談役をすべき
58% 掃除や洗濯をすべき

 

 

【よりマスキュリンな人】
67% 車の整備や野外の雑務をすべき

 

といった回答が明らかになっています。(フェミニン側の役割の多さ…!)

 

 

 

同性カップルも男女のジェンダーロールに従うべき?

1608252source/ERICKSON STOCK

 

生物学的に男性しかできないこと、女性にしかできないこともあるはずなので、ジェンダーロールは必ずしも悪いことではありません。また、中には(良い意味で)性を武器にする人だっているはず。“女の涙”がまさにそうで、涙を武器にするのは「女だから」できることだったりします。都合の良い時だけ、男らしく・女らしくという言葉を使うほうが白い目で見られるのではないでしょうか。。

 

 

ただ、今回のリサーチャーもコメントしているのですが、異性カップルにとって性別が役割分担の重要なファクターになることは周知の事実のようにされていましたが、同じロジックが同性カップルにも当てはまるということは、いかにジェンダーロールの固定概念が強いかを感じさせます。

 

 

インディアナ大学の社会学者Natasha Quadlin氏は「多くの人々が、自分がやるべきことに対して間違っていないと信念を持つために、性別という情報に頼っているんです。驚きましたが、そういった観念が同性カップルにも広まっているということですね。例えカップル間に性差が無くても、ジェンダーロールのように性差を利用していることが明らかになりましたね」と述べています。

 

 

 

あなたとあなたのパートナーはいかがですか?知らず知らずの内に役割分担を決めていますか? お互いに話し合って役割を決めているのなら問題ないと思いますが、無意識に担当を決めてしまっているなら、相手が不満を抱いている可能性も無きにしもあらずですよ!

 

 

 

Top Photo/Jewish News

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