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LOVE ISSUE

2016.08.16

LGBTミレニアルズが「結婚」という形態を望まない3つの理由

1980〜90年代に生まれ、2000年以降に成人した世代=ミレニアルズ。そんなLGBTの若者世代は、同性婚の権利獲得という主張とは裏腹に、どうやら「結婚」という形態にこだわっていない様子。そこには、様々な社会背景が存在しています。

 

 

 

LGBTコミュニティを中心に幾度となく議論され、そして未だに社会的問題が残る「同性婚」。いくつかの国では同性婚法が制定されていますが、日本においては法的にも認められていません。しかし、ここで考えたいのは結婚という制度そのもの。

 

 

異性愛者と平等な権利を得る、こういった人権を主張することは重要ではありますが、だからと言って「結婚をしなくてはいけない」という土台で同性婚を考えるのは間違っているのかもしれません。事実、LGBTミレニアルズにおいては以下のような理由で結婚したくない、しなくても良いと考える人が増えてきているそうです。

 

 

 

 

01.消費に対する考え方が変わってきた

happy businessman with heap of moneysource/Full HD Wall Pictures

 

まさにゆとり世代、さとり世代と呼ばれる若者がミレニアルズに該当する訳ですが、社会全体の働き方が変わってきたとともに、消費に対する考え方も一世代前とは大きく変わってきています。

 

 

クロス・マーケティングの調査によると、対象となったミレニアルズの59.2%が「出世しなくても良い」と回答、出世意欲があまりないことが分かりました。その理由としてはワークライフバランスを大切にしたい、出世したところで給与が上がらないからといったことが挙がっています。

 

 

他世代の動向(失敗)を窺いながら慎重になっているとともに、きっと大成することはないだろうという気持ちがどこかにあるのでしょう。それらは消費活動にも反映されます。つまり消極的になり、必要な時だけ必要なもの(お金)を利用するという意識が高くなるのです。

 

 

また、雇用率こそ上がってきているものの、不景気の煽りで経済的に余裕がないという人も多く、ここ最近は全体的な平均年収も落ち込み気味ですよね。こういった理由から、結婚を踏み切るカップルが減ってきているそうです。

 

 

 

 

02.ストレートカップルのように失敗したくない

1608162source/THE HUFFINGTON POST

 

今や3組に1組は離婚していると言われています。パートナーと一生添い遂げる、といった決意はどこへ行ってしまうのでしょうか。

 

 

「結婚する」ということには様々な条件が付随してきます。それらを考慮した時に、結婚に魅力を感じないという人が増えてきているようです。

 

 

これはLGBTに限らず、ストレートの人々にも当てはまることかもしれませんね。性別に関わらず、年々20〜30代の未婚率が上がっていることからも分かるでしょう。

 

 

 

 

03.あらゆることから自由でいたい

1608163source/Gay Polyamory Blog

 

「出世しなくても良い」と答えた人が過半数を占める一方で、個々が縛られることなく自由にキャリアを描ける時代となってきたのも事実です。

 

 

結婚することで縛られるよりも、自分のキャリアや幸せにプライオリティーを置きたいと望む人が増えてきたということですね。もちろん、結婚=縛られるという考え方は偏っているかもしれませんが、少なくともシングルの時のような行動は取れないはず。

 

 

そして、ミレニアルズに顕著なのが「ポリアモリー」という、付き合う相手や親密な関係を持つ相手を一人に絞らず対象を限定しない、という一夫一妻(モノガミー)とは対極にある概念です。関係にあるお互い(すべての人)の合意が必要となりますが、逆にポリアモリーの輪が広がれば広がるほど、行動への束縛が減ることになります。

 

 

このように個人の幸せを追求する人、また縛りや限定を望まない人は、結婚することにメリットを感じないようです。

 

 

 

 

 

これら3つの理由に共通するのは、結婚したから幸せになれるのかといったらそうではない、ということ。本人が結婚したいと思わないのであれば、結婚という制度にがんじがらめになる必要はないのかもしれませんね。

 

みなさんはミレニアルズの結婚離れ、どう思いますか?

 

 

 

 

Top Photo/The Telegraph

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